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「ホットウィスキーにすると宮城峡はどうなる?」
結論から言うと、BBQには全然合わなかった。でも、それはそれで大事な発見だった。
やってみた
熱燗で気持ちよくなってきたところで、「じゃあウィスキーも温めたらどうなるんだろう」とやってみた。宮城峡を、チタンマグごと炭火のそばに置いて温める。
温度が上がるにつれて、グラスから花畑みたいな華やかな香りが立ち上がってくる。香りだけなら、これは当たりかもしれないと思った。
飲んでみたら
口に含むと、最初にアルコールのアタック感が来る。温めたことで揮発が増して、アルコールが前面に出てくる感じだ。その後ろに宮城峡らしい花と蜜の甘さがついてくる。
余韻は思ったより短く、すっと引いていく。温めると華やかさが出る分、後味の伸びが犠牲になる感じだ。ストレートのときの、じわじわと甘みが広がる感覚がない。
BBQには合わなかった理由
炭の煙、外の空気、焼き鳥の香り——BBQの場には強い香りが充満している。その中でホットウィスキーを飲むと、宮城峡の繊細な花の香りがかき消されてしまう。余市のようなスモーキー系なら炭火と喧嘩しないかもしれないけど、宮城峡の華やかさは野外では分が悪い。
冬に、一人で飲みたい
これはBBQの飲み物じゃなくて、冬の夜、部屋を暖めながら一人で飲む飲み方だと思った。暖房の前でホットウィスキーを一杯——そのシチュエーションなら、アルコールの熱さと花の香りが全部噛み合う気がする。
まとめ
ホットウィスキーとしての宮城峡は、場所を選ぶ飲み方だった。BBQみたいな香りの強い場では繊細さが負けてしまう。冬の室内で、静かに飲むなら試す価値がある。
宮城峡の「華やかさは繊細さでもある」という個性を改めて感じた。次は冬に、ちゃんとした場所で試したい。





