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"¥900の差が、余韻の品格になる。"
スペシャルリザーブを飲み終えた夜、もう一本開けた。ローヤルだ。同じサントリーのブレンデッドで、価格差はわずか¥900。その差が何を生むのか、確かめたかった。
サントリー・ローヤルについて
サントリーは1899年創業、山崎・白州の2蒸留所を持つ日本を代表するウィスキーメーカーだ。ローヤルは1960年発売で、ミズナラ樽(日本固有のオーク材)で熟成させた原酒を使用している。白檀に似た甘い香りが特徴で、それがこのボトルの個性を作っている。
香り
蜂蜜と若い果物が重なった、やわらかい甘さ。アルコールの刺激がほとんどなく、グラスに顔を近づけるだけで心地よい。スペシャルリザーブより香りの層が厚い印象だ。
味・余韻
口に含むと、蜂蜜のねっとりした甘みが全体に広がる。重たすぎず、でも存在感がある。果実感とほのかなスパイスが重なって、もう一口飲みたくなる。
余韻はスッキリと引いていく。甘みが後口に残りつつも、アルコール感は一切ない。この清潔な余韻が、他のサントリーブレンデッドと一線を画す部分だ。
飲み方別
ストレート 蜂蜜の甘みをそのまま楽しめる。余韻が長く、じっくり向き合いたい夜に。
ロック 氷が溶けるにつれて甘みがゆっくり開いていく。最初は凝縮された甘さ、時間が経つとまろやかな印象に変わる。
ハイボール 炭酸がローヤル特有の甘い余韻を軽やかに引き立てる。スペシャルリザーブのハイボールより一段華やかで、食事との相性も良い。
他ボトルとの比較
まとめ
¥3,900でミズナラ由来の甘さと品格が手に入る。山崎・白州が入手困難な今、定価で買えるサントリーの実力をしっかり感じられる一本だ。スペシャルリザーブを気に入ったなら、次はローヤルへ。





