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同じ値段、真逆の個性。

ブラックニッカ ディープブレンドリッチブレンドは、どちらも¥1,500前後で並ぶニッカの兄弟ボトルだ。見た目は似ているが、飲み比べると方向性が完全に逆を向いている。どちらを選ぶかで、自分の好みがはっきりわかる。


香りの違い

ディープブレンドはどっしりとした麦の香り。穀物感が前面に出て、「ウィスキーを飲んでいる」という感覚をしっかり楽しめる。

リッチブレンドはシェリー樽由来の甘い香りが最初に来る(シェリー樽=スペインのシェリー酒を熟成していた樽で、甘くフルーティな香りが移りやすい)。重厚で甘く、アルコールの揮発感も混在する。


どちらが自分向き?

ディープブレンド リッチブレンド
向いている人 ハイボール派 甘いウイスキー好き
飲み方 ハイボール◎ ストレート◎
食事との相性
一言で言うと 毎日飲める 一杯を味わう

ディープブレンドは「毎日飲める」タイプ。リッチブレンドは「一杯を味わう」タイプ。同じ価格でここまで方向性が違うのが面白い。


飲み方別のおすすめ

ハイボールにするなら → ディープブレンド 麦の甘みに新樽(一度も使っていない樽)由来の爽やかな酸味が加わって、コスパ最強の食中ハイボールになる。リッチブレンドはハイボールにすると個性のシェリー感が飛んでしまう。

ストレート・ロックで飲むなら → リッチブレンド シェリーの甘みをそのまま楽しめる。ただしアルコール感が先に立つので、少量ずつゆっくりが合っている。


結局どちらを選ぶか

ディープブレンド → ハイボール派・食事と一緒・スッキリ系が好きな人。 リッチブレンド → ストレート派・甘いウィスキーが好き・じっくり飲む人。

迷ったらハイボール派はディープ、ストレート派はリッチ。

¥1,500という同じ予算で真逆の体験ができる。「どちらが上か」ではなく「どちらが自分向きか」で選ぶのがこの2本の正しい使い方だ。


ボトル単体の詳しいレビュー ■ ディープブレンドを見るリッチブレンドを見る


次に飲むなら

ディープが「毎日の一本」と思ったなら → トリスクラシックへ。さらに¥500安く、ハイボール用途なら十分な選択肢になる。

リッチの甘みが気に入ったなら → サントリー ローヤルへ。蜂蜜の甘みをジャパニーズウィスキーで体験できる。

同価格帯でスコッチを試したいなら → JWレッドラベルへ。スコッチの個性がここから始まる。