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バーカウンターの透明氷、自宅で作れる
ウィスキーを注いだとき、透明な氷がグラスに沈む。あの瞬間の美しさに気づいてから、氷にこだわるようになった。
本来なら専用の製氷器が必要だと思っていた。でも実際に使っているのは、ホームセンターで売っている発泡スチロールの保冷箱だ。
そもそも、なぜ氷は白く濁るのか
水道水に含まれる塩素などの不純物は、水の中で最後に凍る性質を持っている。
普通の製氷皿では四方八方から均等に冷えるため、不純物が真ん中に閉じ込められて白く濁る。発泡スチロールは断熱性が高いため、上からだけゆっくり冷えていく。不純物は下に押し出され、上だけが透明に凍る仕組みだ。
全部凍らせないことが、唯一のポイントになる。
作り方
- 発泡スチロールの保冷箱に水道水を入れる
- 冷凍庫に入れる(蓋を閉めると2日、開けたままなら1日が目安)
- 水が底に少し残っている状態で取り出す
- 流水で少し溶かしながら箱から外す
- 包丁で好みの大きさに切り出す
ポイント:放置しすぎると全体が凍り、ただの巨大な白い氷になる。タイミングが肝だ。
使ってみてわかったこと
メリット
- 一度やり方を覚えると、無限に透明の氷が作れる
- 好きな大きさに切れる(ロック氷にも、クラッシュアイスにも)
- コストはほぼ水道代のみ。繰り返し使えて経済的
デメリット
- 冷凍庫に保冷箱が入るスペースが必要
- 取り出し・切り出し作業にキッチンの広さが要る
- タイミングを逃すと全体が凍ってしまう(経験済み)
一緒にあると便利なもの
🧊 アイスピック
包丁で大まかに割った後、ピックで少しずつ整形すると理想の形に仕上がる。木製ハンドルのバーテンダー用は握りやすく、見た目もいい。
¥1,300前後
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🪣 アイスペール
切り出した氷をテーブルに出しておく容器。シリコン密封リング付きで保冷力が高く、そのまま卓上に置いても絵になる。
¥4,000前後
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🧴 ジップロック フリーザーバッグ
切り出した氷を冷凍庫で保存するときに使う。密閉できるので霜がつきにくく、透明感が長持ちする。大容量サイズが使いやすい。
¥1,500前後
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ウィスキーロックが変わる
透明の氷をグラスに入れてウィスキーを注ぐと、見た目がまるで違う。味が変わるわけではないが、「飲む体験」が変わる。
家飲みに少し手間をかけてみたい人に、間違いなくおすすめできる一箱だ。もっと手軽な製氷器もある。でも、自分で氷を切り出す時間も含めて、この発泡スチロールには妙な楽しさがある。

